自由診療基本料

各注射費用に、基本料が加算されます。

自由診療基本料 10,000円

にんにく注射

ビタミンB1を主成分とした水溶性ビタミンを静脈に直接注射するもので、本物のニンニクが入っているわけではなく、注入するとにんにくのような匂い感じることから、このように呼ばれています。

人はビタミンB1が不足すると、摂取した糖質からエネルギーを作り出せず、また疲労物質である乳酸の分解も進まなくなることにより、疲労が回復しにくくなり、倦怠感や食欲不振、さらには皮膚トラブルも続いてしまいます。そこで、にんにく注射によって日常生活で不足しがちなビタミンB群を補うことで、いち早く疲労回復を図ることが可能となります。

にんにく注射は、疲れやだるさ、倦怠感を早く回復させたい方にとって、たいへん有効で、スポーツ選手でも利用者が多くなっています。疲労回復や筋肉痛、肩こり、冷え症、腰痛、関節痛、二日酔い、夏バテ改善などには即効性が期待でき、さらには肌の新陳代謝も高まることから、にきび、肌荒れ、口内炎等の改善も期待できます。
処置後に痛みはありませんが、まれに内出血や疼痛、発疹、熱感、掻痒感が出る場合があります。内出血は通常、注射や採血をすると起こりうるもので、2週間程度で軽快します。

料金

にんにく注射 5,000円

プラセンタ注射

プラセンタとは胎盤のことです。胎盤は妊娠中に作られるもので、妊娠16週ごろに完成するとされ、胎盤と胎児はへその緒を通じてつながっています。お腹の赤ちゃんは、栄養素や酸素を胎盤から受け取っていきます。プラセンタ注射は、この胎盤から抽出したエキスを使用していきます。効能としては、抗炎症作用、血行促進、自律神経調整作用、基礎代謝の向上などが挙げられます。

これらの作用が働くことで、これまでに肝臓疾患、更年期障害、子宮内膜症などの患者さんに使われていました。その後、同治療を行っている患者さんから美肌効果(モヤモヤしたシミ、シワやたるみの修復 等)がみられることが判明し、美容面でも用いられるようになりました。

施術時は、注射ですので数分で終了します。ただ多くは持続的効果を期待されるので、2~4週間程度に1回の間隔で通院することになります。副作用に関してですが、他の病気の患者さんでも使われるので安全性は高いとされています。ただ注射ですので、数日程度は刺入部位に腫れや痛みが出ることがあります。

料金

プラセンタ注射(2A) 5,000円

GIP・GLP阻害薬注射

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬受容体作動薬に分類されている薬で、GLP-1の作用にGIPの作用、血糖や食欲を調整するGLP-1とGIPの働きを併せ持つGIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ」になります。
GLP-1は食事の後にインスリンの分泌を増加させ、血糖値の上昇を抑制します。また、GLP-1には食欲を抑制して食事の量を減らす効果や、心臓病のリスク低減にも関与するとされています。
GIPはインスリンの分泌だけでなく、グルカゴン分泌を促進する働きがあります。グルカゴンは血糖を上昇されるホルモンですが、血糖値と連動してインスリン分泌を促す作用があります。また肝臓や脂肪細胞での脂肪分解を促進するほか、食欲を抑制する作用を持ちます。

副作用としては、食欲低下作用や体重減少など症状が現れることがあります。また、まれに重篤な副作用として、低血糖、急性膵炎、白目が黄色くなる、胆のう炎などの胆のう関連の疾患がみられることがあります。

料金

GIP・GLP阻害薬注射 5,000円

気管支喘息・季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)・慢性蕁麻疹でお悩みの方

気管支喘息や花粉症、慢性蕁麻疹でお悩みにの方に、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤アマリズマブ(ゾレア)を皮下注射をします。
もともと重症な気管支喘息や特発性の蕁麻疹などに使われていた注射の薬です。
従来、最も効果的と考えられていた抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンをブロックしますが、ゾレアはIgEというヒスタミンを作り出す元をブロックすることで、より根本的な原因に、直に働きかけることができます。そのため、重症な気管支喘息、花粉症や蕁麻疹の方にも効果が期待できると言われており、くしゃみ、鼻汁、鼻詰まりの改善や、目のかゆみの改善、かゆみや皮疹の改善が期待でいます。

注射後の副作用で最も多いとされる症状は頭痛や、注射した部位が赤くなったり、腫れたりするものです。また場合によっては、眠気でぼんやりしたり、めまいや疲労を感じたりすることがあります。
また全身かゆみや呼吸困難などおアナフィラキシーの可能性もあります。

料金

ヒト化抗ヒトIgE
モノクローナル抗体製剤
アマリズマブ(ゾレア)
50,000円

重症アトピー性皮膚炎治療薬

アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因をブロックする注射薬です。
アトピー性皮膚炎の病態の中心であるアレルギー炎症に関与するIL-4とIL-13の働きを抑えることで、アトピー性皮膚炎のかゆみや炎症を抑制し、改善します。
今までのステロイドの外用や抗ヒスタミン薬の内服での治療で十分な効果が得られなかった中等症以上のアトピー性皮膚炎の患者様に対して、高い改善効果と安全性を示している治療薬になります。
適応はステロイド外用薬などの抗炎症外用薬を一定期間投与しても十分な効果が得られない15才以上のアトピー性皮膚炎の方になります。

目やまぶたの赤みやかゆみが認められる場合があります。また、ふらつき、めまい、吐き気、ドキドキ感などの症状が現れることもあります。

料金

デュピクセント 100,000円