睡眠時無呼吸検査

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を確定するためには、ポリソムノグラフィーという検査を行います。

睡眠状態(眠りの深さや睡眠の質)と呼吸状態を同時に測定します。脳波や心電図、胸部・腹部の動き、鼻からの気流、動脈血中の酸素の量を連続して計測し、その結果をもとに医師が判断します。

料金

睡眠時無呼吸検査 50,000円

心電図

ベッドに寝て電極を手足と胸の数か所につけて、器械が波形を出力し、その波形から心臓に異常がないかどうかチェックすることを12誘導心電図検査といいます。

心臓は微量の電気を周期的に発生していて、その電気が心臓の筋肉(心筋)を伝わることによって、収縮・拡張し、その力で全身に血液を送っています。心電図検査は、その電気の状態をチェックして、心臓が規則正しく動いているか、心筋に傷害がないかどうか、などを検査しています。12誘導心電図は、いろいろな場所に電極をつけることによって、心筋を伝わる電気の状態に異常がないかどうか前後左右上下いろいろな角度からチェックしています。

手足と胸部にたくさんの電極とコードを取り付けて、いろいろな角度から心臓の電気現象をとらえて記録したものです。

料金

心電図検査 5,000円

ホルター心電図

小型の検査機器を身につけて24時間の中で不整脈や心拍数、胸痛や動悸などの自覚症状が起こったときの心電図の様子などを記録・解析するための検査です。

不整脈や冠動脈の痙攣は運動時の他にも早朝や夜間にみられることがあります。これは短時間での心電図検査をしても発見できないことがあります。
そこで日常生活の中で心電図を継続的に記録し、後日解析することによって、通常の心電図検査では記録できない時間帯に発生した不整脈などの心電図異常を見つけることができます。

料金

ホルター心電図検査 30,000円

ヘリコバクターピロリ
検査

採血や便、尿、呼気などで調べることで胃粘膜の萎縮や胃がんの発症に関係しているといわれるピロリ菌を調べます。
健診や人間ドックでは通常の採血検査と一緒にできて簡便であることから、採血によるピロリ菌抗体検査が一般的です。

抗体測定

血液もしくは尿に含まれるピロリ菌に対する抗体の有無を調べることで、感染の有無を確認する検査です。

料金

採血 10,000円

心不全採血検査

心不全採血検査では、採血による、心臓から分泌されるBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)というホルモンの数値を測定します。

BNPには、血管拡張作用、利尿作用などがあり、心臓に負担がかかると、心臓を保護するためにBNPが上昇するため、数値により心不全の有無や程度の状態がお調べできます。

料金

心不全採血検査 5,000円

甲状腺機能検査

甲状腺の血液検査では、おもに「甲状腺ホルモン(FT3、FT4)」「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」を測定し、血中の甲状腺刺激ホルモンなどの数値が、正常値を超えていたり、ホルモンの分泌が平均よりも多くなったりする代謝異常を発見することができ、バセドー病や橋本病などの病気を早期に発見することができます。

甲状腺刺激ホルモンとは、甲状腺ホルモンの量を調節するために、脳から分泌されるホルモンです。検査によって、甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが多いため甲状腺刺激ホルモンの分泌が抑えられ、逆に甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンが少ないため甲状腺刺激ホルモンの分泌が増える、といった結果が得られます。

料金

甲状腺機能検査 10,000円

腫瘍マーカー検査

腫瘍とは、体内で細胞が一部増殖してしこりのようになったものです。
良性と悪性に分けられますが、がんは「悪性腫瘍」と呼ばれるように、この分類で悪性のものです。

体内に腫瘍ができると、がんの種類によって特徴的な物質が作られて、血液や尿の中に現れます。
この現れた物質を、腫瘍マーカー(tumor marker)といい、この濃度を測定することで、がんがあるかどうか、またあれば人体のどこにあるかを推測することができます。
採血や採尿だけで行える検査であるため、体への負担はほとんどありません。

検査の方法

腫瘍マーカー検査は血液や尿などの体液成分を測定して行なう検査です。
分析装置によって、腫瘍マーカーの値を調べます。

検査の特徴

がんの細胞が大きければ、腫瘍マーカーの値もそれに応じて高くなります。
しかしもし腫瘍マーカーの結果で高い数値が出たとしても、がんであるとすぐに判断できるわけではありません。
画像検査などの検査も合わせて行われ、総合的な評価によって確定診断が必要となります。

料金

腫瘍マーカー検査 10,000円

前立腺・膀胱がん検査

前立腺がん検査

前立腺がんは、男性に発生し、高齢者に多いがんです。血液検査でPSA(前立腺特異抗原)を測定します。

PSA検査

PSA検査は前立腺がんを早期発見するための最も有用な検査です。がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSAが血液中に漏れ出し、PSA値が増加します。血液検査でPSA値を調べることによって前立腺がんの可能性を調べます。

PSAの基準値は一般的には0~4ng/mLとされています。ただし、年齢によって基準値を下げる場合もあります。PSA値が4~10ng/mLをいわゆる「グレーゾーン」といい、25~40%の割合でがんが発見されます。PSA値が10ng/mL以上の場合でも前立腺がんが発見されないこともあります。また、4ng/mL以下でも前立腺がんが発見されることもあります。100ng/mLを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、転移も疑われます。

料金

前立腺がん検査 5,000円

膀胱がん検査

膀胱がんは、主に膀胱上皮から発生するがんです。血尿で見つかることが多く、尿意切迫感、排尿困難、頻尿などの症状が出ることもあります。

尿細胞診検査

尿を採取し、尿中にがん細胞がないかを観察します。
痛みのない検査ですが、患者によってはがんがあってもがん細胞が観察されないことがありまが、より悪性度が高いがんでは異常がみられる頻度が高くなります。一般的に、スクリーニング検査や診断の補助として行われます。

料金

膀胱がん検査 10,000円

覚せい剤スクリーニング検査

尿中乱用薬物スクリーニングキットによる尿の採取による簡易定性分析を行います。

料金

覚せい剤スクリーニング検査 30,000円